その他のデータソースへの接続

ドライバのドロップダウンリストに表示されない JDBC ドライバを介して ColdFusion をデータソースに接続する際には、次の表の設定値を使用します。

設定

説明

CF データソース名

ColdFusion がデータソースに接続するために使用するデータソース名 (DSN) です。

JDBC URL

このデータソースのための JDBC 接続の URL です。

ドライバクラス

ドライバの完全修飾クラス名です。たとえば、com.inet.tds.TdsDriver のように指定します。このクラスを含む JAR ファイルは、ColdFusion クラスパスに定義されているディレクトリになければなりません。

ドライバ名

(オプション) ドライバの名前です。

ユーザー名

ColdFusion アプリケーションが (cfquery タグなどで) ユーザー名を渡さない場合に、データソースに接続するために ColdFusion が JDBC ドライバに渡すユーザー名です。

パスワード

ColdFusion アプリケーションが (cfquery タグなどで) パスワードを渡さない場合に、データソースに接続するために ColdFusion が JDBC ドライバに渡すパスワードです。

説明

(オプション) この接続の説明です。

接続文字列

ログイン証明情報などのデータベース固有のパラメータをデータソースに渡すフィールドです。

接続数の制限

ColdFusion でデータソースのデータベース接続数を制限するかどうかを指定します。このオプションを有効にすると、[制限数] フィールドを使用して最大数を指定できます。

制限数

データソースへのデータベース接続の最大数を指定します。この制限を使用するには、[接続数の制限] オプションを有効にします。

接続の維持

データソースへの接続は、接続を要求するオペレーションが実行されるたびに確立されます。このオプションを有効にすると、データソースへの接続をキャッシュすることによってパフォーマンスを向上させることができます。

タイムアウト (分)

使用していない接続が ColdFusion MX によって廃棄されるまでの時間を分単位で指定します。

間隔 (分)

期限切れのため閉じるデータソース接続がないかどうか確認するサイクルを、サーバーが実行する間隔 (分) です。

接続の無効化

これを選択すると、すべてのクライアント接続が一時停止されます。

ログインタイムアウト (秒)

ColdFusion がデータソース接続へのログインを試みる際の、タイムアウトになるまでの秒数です。

CLOB

これを選択すると、このデータソースのデータベース内にあるすべての CLOB/Text 列の内容全体が返されます。選択していない場合、ColdFusion により [長いテキストのバッファー] の設定で指定された文字数のデータが取得されます。

BLOB

これを選択すると、このデータソースのデータベース内にあるすべての BLOB/Image 列の内容全体が返されます。選択していない場合、ColdFusion により [BLOB バッファー] の設定で指定された文字数のデータが取得されます。

長いテキストのバッファー

デフォルトのバッファーサイズで、[CLOB] (長いテキストの取得) がオフの場合に使用されます。デフォルト値は 64000 バイトです。

BLOB バッファー

デフォルトのバッファーサイズで、[BLOB] オプションがオフの場合に使用されます。デフォルト値は 64000 バイトです。

使用可能な SQL

現在のデータソースを操作可能な SQL オペレーションです。

たとえば、[データソース] の [その他] オプションを使用することで、次のように OS/390 版または iSeries 版 DB2 用のデータソースを定義できます。

JDBC URL
jdbc:datadirect:db2://<データベースサーバー>:<ポート番号>

ドライバクラス
.jdbc.Driver

ドライバ名
DB2

ユーザー名
そのデータベース用に定義したユーザー

パスワード
そのユーザー名用のパスワード。

接続文字列
次のように、最初の接続用に文字列を 1 つ指定し、それを変更して以降の接続に使用します。
  1. 初期接続に対しては、次の例のように LocationName、CollectionId、CreateDefaultPackage、および sendStringParametersAsUnicode を (空白を入れずに) 指定します。

    LocationName=SAMPLE;CollectionId=DEFAULT;CreateDefaultPackage=TRUE;sendStringParametersAsUnicode=false
    注意: データベースで Unicode を使用する場合は、sendStringParametersAsUnicode パラメータに true を指定します。
  2. 以降の接続に対しては、次の例のように LocationName、CollectionId、および sendStringParametersAsUnicode を指定します。

    LocationName=SAMPLE;CollectionId=DEFAULT;sendStringParametersAsUnicode=false
注意: DB2 OS/390 とは、OS//390 および z/OS プラットフォームで動作する DB2 のすべてのサポート対象バージョンを意味します。DB2 iSeries とは、iSeries および AS//400 で動作する DB2 のすべてのサポート対象バージョンを意味します。

DB2 の詳細については、DB2 Universal Database への接続を参照してください。