ColdFusion サーバーモニタの開始

ColdFusion サーバーモニタは、ColdFusion Administrator からアクセスする SWF アプリケーションです。サーバーモニタを開始すると、データの収集と表示が開始されます。

ColdFusion マルチサーバーモニタは、複数の ColdFusion サーバーについての情報を提供する SWF アプリケーションです。特定の ColdFusion サーバーの詳細情報を収集するには、サーバーモニタを使用します。複数のサーバーの情報を収集するには、マルチサーバーモニタを使用します。

ColdFusion サーバーモニタの開始

  1. ColdFusion Administrator を開始します。

  2. [ColdFusion サーバーの監視]-[サーバーモニタ] を選択し、[サーバーモニタの起動] をクリックします。

ColdFusion マルチサーバーモニタの開始

  1. ColdFusion Administrator を開始します。

  2. [ColdFusion サーバーの監視]-[サーバーモニタ] を選択して、[マルチサーバーモニタの起動] をクリックします。

    注意: クロスドメインに関する詳細は crossdomain.xml ファイルで指定し、このファイルを Web ルートの直下に配置する必要があります。従来、このファイルは "<Web ルート>/CFIDE/multiservermonitor-access-policy.xml" に配置されていました。詳細については、www.adobe.com/jp/devnet/flashplayer/articles/fplayer9_security.html を参照してください。

デフォルトでは、サーバーモニタはオフになっています。監視、プロファイリング、メモリトラッキングを開始または終了するには、サーバーモニタの上部のバーにあるボタンをクリックします。次の表は、開始ボタンをクリックしたときにサーバーモニタが収集するデータを示しています。

ボタン

アクション

[監視を開始]

すべてのリクエストについての情報の収集を開始します。アクティブなリクエスト、低速なリクエスト、アクティブなセッション、累積サーバー使用量の多いリクエスト、ヒット数の多いリクエスト、テンプレートキャッシュのステータス、リクエストスロットルデータ、タイムアウトしたリクエスト、エラーが発生したリクエスト、サーバーのアラートなどの情報を収集できます。サーバーモニタは、[フィルタの設定] ページで除外されたリクエストについての情報は収集しません。

[プロファイリングを開始]

プロファイリングについての情報の収集を開始します。低速なリクエストのレポートのタグや関数のタイミング情報、アクティブなリクエストのレポートの CFML スタックトレース、アクティブなクエリー、低速なクエリー、キャッシュクエリー、クエリーキャッシュのステータスについての情報、データベースプールのステータス、実行頻度の高いクエリーなどの情報を収集できます。この情報収集によって、アプリケーションのボトルネックを特定できます。個々の低速なリクエストやメモリ消費量の多いリクエストごとに詳細を表示できます。実行速度に影響を及ぼしているタグや関数を特定したり、メモリ消費量が最も高い変数を確認できます。この情報を開発サーバーで使用できます。プロファイリング情報を収集するには、監視、プロファイリング、および (必要であれば) メモリトラッキングを有効にします。

[メモリトラッキングを開始]

メモリ消費量についての情報の収集を開始します。全体的なメモリ使用量、最もメモリを使用しているクエリーとセッション、すべてのアプリケーションとサーバースコープでのメモリ使用量、および (プロファイリングが有効な場合は) メモリ使用量の多いリクエストのレポートでの最大の変数に関するプロファイリング情報などを収集できます。

クエリー関連のレポートを表示するには、プロファイリングを有効にする必要があります。メモリ使用量の多いクエリーのレポートを表示するには、プロファイリングとメモリトラッキングを有効にする必要があります。

[すべての統計情報をリセット]

サーバー上で収集されたすべての統計情報をリセットします。

更新

ページ上のすべてのグラフ、レポート、およびメッセージボックスのデータを更新します。

重要: 本番サーバーではこれらのオプションを有効にしないでください。有効にするとサーバーの動作が大幅に遅くなります。